投信の内容は、交付目論見書に詳しく書かれています。 販売会社のホームページをみると個別の商品ごとに基準価格や運用成績が書かれたページがありますが、販売報酬や信託報酬など細かな情報まで掲載されていないところもあります。このような場合でもそのページ内のどこかにPDFファイルで交付目論見書が用意されていますので、これを読めば、購入を検討するのに必要な詳細情報がほぼすべて網羅されています。 ただし交付目論見書は商品ごとに書き方が違うため、どこに何が記載されているのか探すのに時間がかかることがあります。いろいろな商品を比較してみたいときは、投資信託協会の投信総合検索ライブラリーで個別商品の情報を調べることができます。 総合検索ライブラリーでは基準価格とその推移、アクティブまたはインデックスなど運用スタイルの種類、設定日、投資対象資産や投資対象地域、購入手数料と信託報酬(年率と販売会社、委託会社、受託会社の配分割合)、信託財産留保額、などの情報が統一的に掲載されています。
商品の名称から、大まかにどのような商品なのか把握することもできます。その際に知っておくと便利なキーワードを下記に紹介します。投信の名称の先頭部分には、運用会社の名称(ダイワ、NEXT FUNDS、楽天、MAXISなど)が入っていることがあります。
グロース | 将来成長しそうな銘柄 |
バリュー | 割安株 |
大型株 | 東証に上場された銘柄のうち時価総額と流動性の高い上位100社 |
中型株 | 大型株に次いで東証に上場された銘柄のうち時価総額と流動性の高い上位100社 |
小型株 | 大型株、中型株に含まれないもの |
ブル | 目標とするインデックス(指数)の2倍の運用成果を目指すタイプ |
ベア | 目標とするインデックス(指数)の値動きに対して反対方向に動くような運用成果を目指すタイプ |
グローバル | 国を特定せず世界の投資商品に広く分散 |
オープン | いつでも購入可能な追加型。 |
ハイインカム | 配当など収益を確保 |
トリプル・ブル | 目標とする指数に対して3倍の運用成果を目指す |
店頭 | ジャスダックやマザーズなど新興市場の株式を投資対象 |
インデックス | TOPIXや日経平均株価など指数をベンチマークとして運用するタイプ |
バランス | 株や債券、投資信託など投資対象資産を限定せずバランスよく投資する |
ハイイールド | 格付けが低く信用力の低い債券。格付けが高く元本割れしにくい債券は投資適格債と言います。 |
エマージング | 新興国 |
ソブリン | 国または政府関係機関が発行または保証する債券 |
アクティブ | パフォーマンス重視 |
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